「任意売却」と聞くと、「住宅ローン破綻者」というレッテルを貼られてしまうような感覚があるかと思います。
「誰かに知られたら恥ずかしい」と思う人も少なくないことでしょう。
しかし、それは間違っています。
毎月、ぎりぎりの生活を強いられながらローンをし払い続けるのと、任意売却を用いて、初来の生活に希望をつなぐのと、どちらが幸せだと思われますか?もちろん、生き方は人それぞれ。
「どんなに辛くても家は売らない」と考えるのは、悪いことではありません。
プライドが許さないという気持ちもわかります。
とはいえ、そのまま意地を貼り続ければ、家族や親せきに迷惑がかかることも十分にあり得ます。
たとえば、一家の大黒柱であるあなたが、病気や予想もしなかった怪我に倒れてしまったら、どうするのでしょう?誰がローンを払っていけばいいのでしょう。
八方ふさがりになるのは目に見えています。
ですから、もし住宅ローンで、先行きが見えない状況なのであるのなら、早期に対策を立てなくてはなりません。
その対策のひとつ、任意売却を用いれば、競売に比べ、不動産が高い値で売れる可能性が高くなります。
それは返済金の軽減にもつながります。
任意売却した人間は、決して負け犬ではありません。
ローン返済にがんじがらめにされる前に、きちんと解決しましょう。
任意売却を依頼先する場合、さまざまな選択肢があります。
実は専門業者だけではありません。
たとえば、民間金融会社が債権者の場合、先方から不動産会社を紹介されることがあります。
それは取引先であったり、グループ内の不動産会社というケースが多いようです。
ですから、債務者側に有益な仲介者ではないと考えたほうがいいでしょう。
一般の不動産会社に依頼することもできます。
選択基準は、会社の規模にかかわらず、不動産売買を行っているかどうかです。
中には任意売却の経験がないのに、媒介契約を結びたいだけで相談に乗る不動産会社もあるので注意が必要です。
自己破産、債務整理も含めて相談したい人は、弁護士、司法書士に依頼するとよいでしょう。
とはいえ、物件売買はできませんから、結局、不動産業者を紹介されます。
ただ、弁護士、司法書士を頼ると、費用負担がかかりますから、やはり任意売却専門業者に落ち着くことも多いようです。
実を言えば、専門業者を通さず、自分で任意売却することは可能可能なのです。
メリットは、仲介手数料がかからないという点でしょう。
しかし、必要書類の準備や作成、債権者への連絡もすべて自分で行わなければなりません。
また物件の販売活動も自力ということになります。
さらに物件が売れたとしても、その後には債権者との返済額の交渉が待っています。
あちらは少しでも多く回収しようと考えています。
そんな債権者との交渉は、素人では難しいといえます。